日本大学馬術部

INTERVIEW

OB・OGインタビュー

INTERVIEW 10

何かにとらわれることなく、多くを吸収してほしい。

今橋 裕晃

2017年卒

日大入学前はエンジョイ・ライディング

祖父の家の近くに乗馬クラブがあり、小さいときから馬に接する機会がありました。歩いて5分ほどだったということもあり、よく馬を見に行っていましたね。でも、特に馬が好きだったというわけではありませんでした。犬なども含め、動物全般が好きだったのです。
乗馬クラブに入ったのは小学6年生のときです。何度も見ていた乗馬クラブではありましたが、小さいときから入りたかったというのではなく、当時人気があったディープインパクトの存在が大きかったと思います。ディープインパクトを見て、馬に乗りたくなったというのが実際の理由です。
その乗馬クラブには大学に入学するまで通っていました。週に5~6回、朝6時から7時30分ぐらいまで馬の世話や乗馬をし、それから学校に行くという生活を送っていました。自宅から自転車で20分ほどの距離でしたので、それほど苦に感じたことはありませんでした。しかし、大会などにはあまり出ることはなく、高校生までは「エンジョイ・ライディング」という感じでしたね。

いいとこ取りで技術を高める

乗馬に対する考え方は、学生時代から大きくは変わっていません。技術は教えてもらって身に付けるのではなく、自分で身に付けるものだと思っています。決して、何かにとらわれるのではなく、いろいろな人のいいとこ取りをするのが大切です。
日大馬術部には、オリンピックに出た経験があるコーチがいるなど、コーチ陣は日本一です。優秀な選手も多く、学生時代はいろいろな人の乗馬をしている姿などをよく見て、わからないところなどがあれば積極的に意見を聞いて、技術を高めていきました。
そしていろいろな大会で好成績があげることができ、主将も務めました。しかし、主将だったときは勝たなければいけないというプレッシャーが大きかったと思います。

勝てるための土台作りがコーチとしての役割

コーチになったいまは、勝たせなければいけないというプレッシャーというより、勝てるようになるための土台作りに重きを置いています。プレッシャーを与えるのではなく、学生が進むべき道を見失って迷子にならないようサポートしていくことで、勝つための土台ができあがっていくと考えています。
また、日常の生活面も含め、しっかりと馬術に取り組んでもらいたいと思います。学生ですから騒ぐこともあります。しかし、節度はしっかりと保ってほしいですね。日頃の生活態度をしっかりとすることも大切です。

馬と仲良く、そしてポテンシャルを発揮させる

学生には、日大馬術部という恵まれた環境にいることを理解してほしいと思います。教えるコーチ陣も超一流ですし、優秀な選手も多い。教えてもらうという受け身ではなく、コーチや仲間から技術を積極的に盗んでいってほしいと思います。そして馬術に打ち込める環境にいることを最大限に生かし、技術を高めていってほしいと思います。
さらに、日大馬術部には素晴らしい馬が揃っています。日頃から馬と仲良くし、その馬のポテンシャルを最大限に発揮できるようになってほしいですね。馬に無理強いをするのではなく、馬の声にも耳を傾けるように、馬と一緒に馬術を楽しんでほしいですね。

今橋 裕晃2017年卒

生物資源科学部 森林資源科学科卒業。本格的に大会などに出場するようになったのは大学に入ってからだが、現役時代は主将として全日本学生総合馬術競技などで優勝するなど、数々のタイトルを獲得。馬と一緒にいる喜びに加え、勝てる喜びを学生時代に知った。現在は生物資源科学部職員として勤務しながら、馬術部コーチとして学生の指導を行い、並行して競技生活を続けている。

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