全日本学生馬術三大大会2025
3種目総合優勝
全日本学生馬術大会2025は三木ホースランドパークにて10月30日(木)から11月3日(月・祝)の5日間かけて開催されました。今大会で日本大学馬術部は馬場馬術競技と総合馬術競技で団体優勝、そして3種目総合において15連覇を達成いたしました。
第75回 全日本学生馬術賞典
障害馬術競技大会
2025.10.30-10.31
主な成績
- 【個人】
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8位 4年 奥田 記枝 桜艶 総減点 4 12位 4年 川野 剛 桜海 総減点 8 23位 1年 上村 汀 桜鯱 総減点 19 25位 1年 真川 葵衣 桜浩 総減点 24 30位 1年 波多野 有哉 桜真 総減点 30 - 【団体】
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3 日本大学
10月30日(木)~31日(金)に行われた、障害馬術競技ではコースデザイナーが設置したさまざまな障害をいかに減点が少なく、早くゴールできるかを競う競技です。
全日本学生馬術大会では2日間かけて同じコースを2回走行しその合計減点を競います。
第1走行目で、4年奥田記枝&桜艶が減点0で走行を終え、4年川野剛&桜海が減点4、1年上村汀&桜鯱が減点8、1年真川葵衣&桜浩が減点12、1年波多野有哉&桜真が減点26で初日を終えました。
2走行目は4年奥田&桜艶、4年川野&桜海、1年波多野&桜真が減点4、1年上村&桜鯱が減点11、1年真川&桜浩が減点12で走行を終え、2走行を合わせた最終成績が総減点24で団体3位という結果になりました。
個人結果では奥田&桜艶が8位で入賞しました。個人・団体ともに優勝を逃し、悔しい結果となりましたが、来年は一層のトレーニングを重ね、個人・団体での優勝と出場人馬全員入賞を目標に邁進します。
第68回 全日本学生馬術賞典
馬場馬術競技大会
2025.11.1-11.2
主な成績
- 【個人】
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優勝 3年 砂川 成弘 桜龍 最終得点率 72.165% 5位 1年 上村 汀 桜登 最終得点率 66.305% 8位 4年 奥田 記枝 桜蝶 最終得点率 65.355% 22位 4年 上田 龍輝 桜莉 最終得点率 58.482% - 【団体】
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優勝 日本大学
11月1日(土)~2日(日)に行われた馬場馬術競技は、人馬ともに決められた技をより正確に華麗に見せ、審判が採点をする競技です。
予選競技は規定課目という決められた経路の中で課題の図形を描き、その姿勢と図形の正確さを競う種目です。
予選競技では、3年砂川成弘&桜龍が完璧な演技を披露し、69.926%で1位通過、1年上村汀&桜登が65.519%で7位通過、4年奥田記枝&桜蝶が63.593%で10位通過しました。
翌日の個人決勝に出場できるのは予選競技上位10人馬のため、残念ながら4年上田龍輝&桜莉は58.482%で22位だったため決勝に進むことができませんでした。団体成績は総得点199.038%で見事優勝しました。
2日目の決勝競技では、オリジナルの音楽に合わせて自身で考えた経路で馬の動きや技をする自由演技で争われました。3年砂川&桜龍が出場人馬中唯一70%を超え、72.165%で見事個人優勝をしました。
また1年上村&桜登が66.305%で5位、4年奥田&桜蝶が65.355%で8位という結果になりました。今年は個人優勝、団体優勝どちらも果たすことができました。3年砂川&桜龍は昨年準優勝の雪辱を果たすことができました。
来年はそれぞれの人馬がさらに飛躍し、最高の演技ができるようトレーニングを積み重ねていきます。
第68回 全日本学生賞典
総合馬術競技大会
2025.11.2-3
主な成績
- 【個人】
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2位 3年 砂川 成弘 桜彩 合計減点30.5 6位 4年 奥田 記枝 桜恋 合計減点34.5 7位 1年 波多野 有哉 桜里 合計減点35.3 出場 4年 川野 剛 桜燕 出場 1年 上村 汀 桜祭 - 【団体】
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優勝 日本大学
11月2日(日)〜3日(月・祝)にかけて最終種目である総合馬術競技が行われました。総合馬術競技は調教審査(馬場馬術)・耐久審査(クロスカントリー走行)・余力審査(障害飛越)の3つの合計減点数で順位を競います。
初日に行われた調教審査では3年砂川成弘&桜彩がノーミスの演技を見せつけ減点26.5でトップに立ち、4年川野剛&桜燕が減点33.3、4年奥田記枝&桜恋が減点34.1、1年波多野有哉&桜里が減点35.1、1年上村汀&桜祭が減点37.1となりました。
翌日に行われた耐久審査では団体を組んでいる本学の選手5人中2人馬が減点0で見事タイムイン、最終種目の余力審査へ挑むことができました。
余力審査では砂川成弘&桜彩に惜しい一落下があり、減点30.5で2位入賞、奥田記枝&桜恋がスムーズな走行をみせ減点34.5で6位入賞、波多野有哉&桜里が減点35.3で7位入賞という結果で無事に全ての競技が終了しました。
個人優勝は叶いませんでしたが、本学が力を入れている総合馬術競技で団体優勝を果たし良い結果で大会を締めくくることが出来ました。馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術という3種目を操り最後まで何が起こるか分からないのが総合馬術競技の醍醐味だと思います。少しのミスで順位も大きく変わってくるため全ての種目において気が抜けず、馬との信頼関係も重要となってきます。
来年は悔いのない結果を出せるよう、日々トレーニングを重ねていきたいと思います。
インスペクション
調教審査
耐久審査
余力審査
表彰式








