VOICE 10
ライバルと競い合えるところが日大の魅力。
名倉賢人
2017年入学
ジョッキーの夢から障害馬術へ。
小学生の頃から競馬のジョッキーになることが夢で、近所の乗馬クラブでポニー競馬と障害馬術の練習をしていました。その後、中学3年生の時に2次試験までは進めたのですが、試験対策の減量トレーニングや食事制限がとてもつらかったため、高校からは障害馬術一本にしぼりました。
日大を選んだ理由は、馬も施設も圧倒的に充実していること。全日本学生で連覇もしていて、自分の競技力を高めるためにはここしかないと思いました。レベルの高いライバルが部内にたくさんいて、全員にチャンスがある中で競い合えるのは大きいですね。
全日本学生馬術三大大会に1年生レギュラーとして出場。
(吉永)一篤さん、(大久保)貴史さんと3人で団体戦に出たのですが、今まで感じたことのないプレッシャーで、大会の何週間も前からずっと緊張していました。一走行目は3人とも減点があり、1位の関西大学に大きく差をつけられた状況でした。そんな中、二走行目を2人が減点0で終えたので更に緊張して(笑)。でも無事に減点0で帰ってこられて、涙が止まらなかったです。最終的に個人で5位となり手応えも感じられたので、今年こそ優勝を目指します。
勝てる乗り方を身につけたい。
憧れの選手は通っていた乗馬クラブの谷口真一先生です。元々トライアスロンをされていて、そこから乗馬の先生になり国体や全日本でも勝たれたという方で、何事にもストイックで僕の一番の目標です。
1年目は早くからレギュラーをやらせていただいたのですが、試合でなかなか勝つことができなかったので、安定した中で攻めていけるような、勝てる乗り方を覚えて、監督やコーチを安心させられる走行ができるように頑張ります。
名倉 賢人(なぐら けんと)
スポーツ科学部競技スポーツ学科2年
滋賀県立甲南高等学校出身