日本大学馬術部

TEAM MANAGER

監督紹介

積み重ねた日々を勝利に

日本大学馬術部監督 四代目

諸岡 慶

まずはじめに、2015年度を振り返り、全日本学生馬術三大大会を三種目総合で5連覇達成できましたことをご報告するとともに、卒業生、関係者並びに部員のご父母の皆様の日頃からのご支援に、心から感謝申し上げます。

日本大学馬術部は、悲願であった2011年の優勝より連覇を積み重ね、常勝の責務を感じながらも、追われる立場として新たな領域へ挑んでいます。技術面のさらなる強化はもちろんのこと、年を重ねるごとに増すプレッシャーの中でも、選手が普段の冷静さを保ち、競技で100%の力を発揮できるよう常日頃から気を配り練習に励んでいます。また人馬ともに健康管理には多くの卒業生の力を借りながら、万全の体制で望んでいます。

現在の部員たちは全員、負けられない立場からスタートしています。個人の技術・精神面での鍛錬ももちろんですが、縦横のつながりを大切に、互いにフォローし合うチーム力をはぐくむことを重視しています。本学馬術部は入部時点で優秀な部員はもちろん、無名の部員も在籍中に才能を開花する選手が多く、団体生活がその土台を形作っています。人生でも二度と得られない、馬や人との濃密なかかわりを、多感な20歳前後の時期に経験することで、4年間で人間的にたくましく成長し、部の要として、また立派な社会人としての素養を身につけ、巣立っていきます。

また、私が常々口にする言葉に「チャンスは平等にある」というものがあります。成長速度は人それぞれですから、レギュラーメンバーだけでなく、学年を問わずすべての部員がどのように部に参加していくのかを常に考慮し、見守っています。また、ともに一つの目標に向かう中で、一人ひとりが日本大学馬術部の一員であることの自覚をはぐくみ、連帯性を培っています。全員にいつでも出場できるコンディションを準備させ、チャンスを最大限生かすことで、飛び抜けた個だけでは果たせない、継続した部としての総合力を高めています。他大の方から「日大にはどれだけ選手がいるのですか」と驚かれることがあるのですが、こうした取り組みが層の厚さ、5連覇の実績につながっていると感じています。

コーチ陣も、すべて日大出身ということもあり、言葉にせずとも自身の役割を理解して指導してくれる、優れた連携力の持ち主ばかりです。岩谷・細野コーチといったオリンピック経験者や、海外大会での審判経験豊富なコーチも多く、指導力も折り紙つきです。それぞれの専門分野を中心に、自身が慣れ親しんだ練習施設で、後輩の指導を日々行ってくれています。加えて、全国の卒業生とのつながりも強く、現役部員の保護者の支援や全国各地の情報の提供、競技人口の裾野を広げる活動など、多大なバックアップを行ってくれています。

本学馬術部は創部90年を超え、100周年が近づいています。歴史的節目を前に身を引き締めるとともに、現在も各大学がさまざまな補強に取り組んでおり、王者奪還を狙われる立場として、目の前の大会一つひとつに必勝の覚悟で臨むことが、何よりも大切だと考えています。その一方で部員たちには、これから先の人生の土台となるよう、勉強や礼儀作法の面でもしっかりと指導していくとともに、先輩たちが切り開いていったさまざまな進路も伝え、馬事関連、一般企業問わず、いろいろな場所、形で活躍していってほしいと切に願っています。

最後になりますが、部員たちが卒業する際、保護者の方々から「任せてよかった」と言っていただくことがあり、まさに指導者冥利に尽きる思いです。4年間をお預かりする以上、部員たちを何があっても守り、個性を育て、その後の社会人としての素養を磨いていくことに全力を注いでまいります。そして来年には、本学の記録である全日本学生馬術三大大会6連覇に並び、皆様と勝利を分かち合えるよう、馬術部一丸となって精進してまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。

諸岡 慶

昭和31年6月17日三重県生まれ。
昭和54年3月日本大学農獣医学部拓殖学科卒業。同4月~平成8年3月馬術部コーチ。平成16年より同部監督。監督就任以降の馬術部賞歴として平成18年に全日本学生賞典障害馬術競技大会団体優勝(種目優勝)。
平成23年に18年振り18回目となる全日本学生馬術三大大会三種目総合優勝。平成27年には5連覇達成。団体優勝数は135勝を数える。
(有)マツカゼ馬事センター代表取締役社長。(有)TRC乗馬クラブ高崎代表取締役社長。(有)ファーリーアーズ代表取締役社長。(株)湘南馬事センター代表取締役社長。(株)龍翔代表取締役社長。

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